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北九州市の漫画家デザインの弁当を新発売  丸ふじ    商品名は「戦国美姫伝 花修羅」


 弁当・総菜を製造販売する株式会社丸ふじ(北九州市小倉北区下富野5丁目、後藤祐平社長)は10月15日、北九州市出身の漫画家山田圭子氏がパッケージをデザインした弁当を発売した。
 商品名は「戦国美姫伝 花修羅」。現在山田氏が同タイトルで連載中の少女漫画をモチーフに、同氏がパッケージやお品書きなどのデザインを担当したほか、内容はクジラ入りカツや小倉牛、合馬のタケノコ、糸こんにゃく明太子あえなど、地元の食材を使用したご当地弁当に仕上げた。価格は840円(税込み)で井筒屋小倉駅店、同北九州空港店をはじめ、県内の丸ふじ契約店舗で販売する。
後藤社長は「2012年は武蔵・小次郎決闘4百周年であり、平清盛の生涯を中心に壇ノ浦の戦いまでを描いたNHK大河ドラマが放映される。また北九州市漫画ミュージアム(仮称)の開館も控えており、今回の新弁当を機に期待膨らむ来年の北九州、下関を盛り上げていきたい」と話している。
 同社は1984年8月設立、資本金は1千万円、10年3月期の売上高は約5億円、従業員数は27人。後藤社長は68年4月10日生まれの43歳、北九州市出身、徳山大学卒。趣味はスポーツ、映画鑑賞。