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北九州市の中途人材育成・採用支援事業を受託 ワールドインテックなど


週刊経済2022年7月12日発行

誘致IT企業への人材供給

ワールドホールディングスグループで人材教育事業のワールドインテックと㈱アドバンは5月、北九州市の「令和4年度〝学び直し〟による中途人材の育成・採用支援事業運営業務委託」を受託した。
北九州市に進出し、同事業に賛同したIT企業への人材供給を目的としており、企業が求めるIT領域に応じたリカレント教育を社会人対象に施して、賛同IT企業への就職につなげるもの。また、UIターンによる地元就職も目指している。
同社らの業務は、賛同IT企業への就職・転職を希望する受講生を15人程度募集し選抜、適性検査・面接を経て入社させること。また選抜に漏れ、就職に関するフォローアップを希望する受講生に対しては、IT領域の知識を獲得できるよう教育を施し、グループ会社への受け入れも視野に入れているという。業務期間は来年3月末までで予算規模は1150万円(上限)。ワールドインテックの三舛常務は「北九州市のこうした取り組みが人材教育・就職支援のインフラのひとつとして定着し、企業誘致の促進につながるよう力を入れたい」と話している。