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北九州市の「伝え方改革」で非接触ツールを導入 BOND


週刊経済2021年6月29日発行

外国人対応やコロナ感染拡大防止呼びかけに利用

ソフトウェア開発やデザイン事業の㈲BOND(北九州市小倉北区西港町、古川ひろ美社長)は6月22日、北九州市が行なっている「伝え方改革」で、非接触型の伝達ツール「スマートアバターⓇ」が導入された。
同製品は2012年から動画作成ツールとして提供をしており、コロナ禍で人に触れずに情報を発することができ、意思疎通が図れることから、北九州エアターミナル㈱(北九州市小倉南区、片山憲一社長)が6月22日から導入し、外国人を含めた伝え方改革に利用する。また、北九州市立八幡病院(北九州市八幡東区尾倉2丁目、伊藤重彦院長)では伊藤院長を中心に行なっている「ストップコロナプロジェクト2021(仮)」の中で、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた映像配信に利用される。古川社長は「非接触需要が高まっている中、さまざまな分野での活用を推進していく」と話している。
古川社長は北九州市出身。九州産業大学芸術学部ビジュアルデザイン学科卒。趣味は旅行、食べ歩き。
同社は1950年9月設立。資本金は1千万円。従業員数は5人。