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加工部好調で売上高3%増の174・2億円  クラレイ    今期は増収増益を予想


 冷凍農畜水産物卸や冷蔵倉庫業などのクラレイ株式会社(北九州市小倉南区中曽根東1丁目、沖俊作社長)の2016年3月期決算は、売上高が前年同期比3・0%増の174億2420万円、経常利益が45・1%減の1億6878万円で増収減益だった。当期純利益は48・2%減の1億608万円。
 新商品開発、新規顧客の開拓が好調に推移し増収となったものの、利益面は、さば、サーモン、トラウトなどの各種輸入品の需給バランスが崩れ、販売価格が下落したことで減益になった。
 事業別に見ると、商事部は、仕入国、仕入先の拡大に取り組み、売上高が0・8%増の115億3354万円。加工部は主力商品のタラバガニが昨年から続く価格高騰で売上高が6・4%増の7億3148万円。直販部は販売先に応じた商品、サービス提供が奏功し8・7%増の44億6386万円。物流部は保管料率の改善によるコスト削減や新規荷主の開拓などに取り組み、売上高が1・5%増の5億1957万円だった。
 沖一生常務は「中期計画2期目を迎えた今期は、仕入国の拡大などの海外戦略や、営業戦略の明確化に取り組みたい」と話している。
 今期は、経営戦略の可視化、部門間協力体制の強化などを進め、売上高が前期横ばいの175億円、経常利益が同約2倍の3億円を予想している。同社は1952年5月設立。資本金8000万円。従業員107人。