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創業20周年を記念し自叙伝を出版  パン職人のサイラー氏    初回3000部を発行


 パン、洋菓子製造販売業の有限会社オーストリア菓子サイラー・ジャパン(福岡市南区長丘2丁目)の社長で、パン職人のサイラー・アドルフ氏は11月7日、初の自叙伝を出版した。
 自身の来日30周年、および経営するパン、オーストリア菓子店「サイラー」(同所)の創業20周年という節目を記念して発刊したもの。
 タイトルは「サイラーのパン」。母国オーストリアで100年続く老舗パン屋「サイラー」の4代目として来日し、「千鳥屋」の原田光博氏のもとで日本の菓子文化を学びながら職人としての経験を積み、その後福岡で独立し現在に至るまでの経緯、そして大好きなサッカーを中心としたプライベートな話などを、共同著者で聞き書きを行った原田博治氏とともにまとめた。またドイツ伝統の焼き菓子プレッツェルやクロワッサンの原型となったキップフェルなど、本場の味36種類の解説や、家庭向けのレシピも掲載している。出版元は西日本新聞社、本はA5判の143頁仕立てで、価格は1575円(税込)。初回発行部数は3000部で全国の書店などで販売する。
 サイラー氏は「日本で修業を積み、この福岡で自分の店が持てたことに感謝したい。これからも多くの人にオーストリアパンの味、文化を伝えていきたい」と話している。