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副社長に嶋村謙志専務が昇格 ゼオライト 次期トップ見据え
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水処理プラント設計・施工業のゼオライト株式会社(福岡市博多区那珂5丁目、河村勝美社長)は8月1日付で、副社長に嶋村謙志専務兼東京支店長が就任した。
経営幹部の若返りと次期トップを見据えた人事で、帰属意識と経営感覚の育成を図りながら、組織力のさらなる強化を目指す。
嶋村氏は宗像市出身、1974年1月31日生まれの40歳。西日本工業大学機械工学科卒。1996年4月ゼオライト入社。2001年4月メンテナンス事業部係長、05年4月プラント事業部営業課長、07年4月同営業部長、09年3月常務、11年9月専務、2013年8月から東京支店長を兼任していた。趣味はドライブ。
今回の人事異動に伴い、東京支店長の後任には宇治野帆二営業部長が就いた。
同社の役員は次の通り。
▼代表取締役会長 河村恭輔▼社長 河村勝美▼副社長(専務) 嶋村謙志 ▼監査役 中馬正義
7月期決算は9期連続の増収見込む
また同社の14年7月期決算は、売上高が前期比3・3%増の28億1000万円、経常利益が前期並みの1億8000万円を見込んでいる。
ホテル、工場、大型商業施設などからの大型水処理プラントの受注増に加え、既存施設の設備更新需要に加え、他社からの切り替えによるプラントの保守・メンテナンス業務の受託数が堅調に推移し9期連続の増収。また利益面では、競争激化に伴う単価下落の影響はあったが、利益率の高い保守・メンテナンス分野の伸びや、経営効率化の推進で前年並みを確保する見通し。河村社長は「最近は排水処理などの環境分野の受注も好調。今期は45期という節目を迎える。新たな事業計画のもと、目標達成に向けさらに結束力を高めていきたい」と話している。