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前期の大口不動産売却収入計上反動で減収 九州リースサービス 貸倒引当繰入金増加で減益
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地場大手リース業・株式会社九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、榎本重孝社長)の2010年第2四半期(09年4月~9月)決算は、売上高が116億4600万円で前年同期比27・5%減、経常利益が11億8600万円で同40・2%減の減収減益だった。純利益は3億4600万円で同3・9%減だった。
前年同期に大口の不動産売却収入を計上した反動減で減収、貸倒引当金繰入額が増加し減益となった。事業別に見ると、リース事業は設備投資が低迷する中、安全性重視の営業活動を展開し、リース部門の資産残高減少、売上高が68億500万円で前年同期比11・7%減だった。融資事業は、新規貸出の抑制、大口の期限前回収の発生で営業貸付残高が減少し、売上高が8億1200万円で同28・3%減だった。不動産事業は、賃貸不動産の増加で好調に推移したものの、不動産売却収入が減少し売上高が32億2200万円で同49・8%減だった。なお、通期は、売上高が210億円で前年同期比31・3%減、経常利益が16億円で同19・7%減を見込んでいる。