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前年比10人増の242人が入社 JR九州


週刊経済2025年4月16日発行号

初の入社券配布

JR九州(福岡市博多区博多駅前3丁目、古宮洋二社長)は4月1日、JR博多シティ9階の「JR九州ホール」(同区博多駅中央街)で入社式を開き、前年比10人増の242人が入社した。

内訳は大学卒・高専卒が前年比33人減の111人、短大卒・専門学校卒・高校卒が前年と同数の108人、社会人採用が前年比23人増の46人の計242人。今年初の取り組みとして、新入社員に乗車券をモチーフにした「入社券」が配布された。

古宮社長は「2025年4月1日から新中期経営計画が始まり、新経営理念に『九州の元気を世界に』を掲げた。新入社員の皆さんには安全の最優先、会話を大切に、主体性に考えることを期待している」と激励した。

当日は新入社員を歓迎し、同社の駅員、車掌、運転手など鉄道員だけで構成された「JR九州櫻燕隊(おうえんたい)」の演舞やJR吹奏楽団による演奏、JR硬式野球部応援団の応援が披露されるなど、会場は熱いエールに包まれていた。