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別府の観光ホテルを40億円で譲渡 大分市のアメイズ 売却益22億3500万円
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福岡、九州を中心にビジネスホテルやレストランを展開する、福岡証券取引所上場の株式会社アメイズ(大分市西鶴崎1丁目、穴見保雄社長)は10月29日、別府市中央町の亀の井ホテル大分別府店を40億円で譲渡した。
「ホテルAZ」の屋号で展開している宿泊に特化した郊外型のロードサイドビジネスホテル事業に特化するため。譲渡先は非公表。譲渡益が23億2100万円で、手数料などを控除した固定資産売却益として22億3500万円を特別計上した。亀の井ホテル大分別府店の場所は県道52号沿いのJR別府駅南側。1997年に新築しており、敷地面積5709平方m、17階建ての延べ床面積1万9422平方m。総客室数は322室。駐車場は300台収容。ホテル内に大浴場があり、温泉街に立地していることから観光ホテルして運営していた。
また同社は11月7日、14年11月決算の業績予想を修正した。売上高は既存ホテルの売り上げが堅調に推移していることから前回予想から上方修正し、前期比13%増の105億3600万円の増収、経常利益は新規出店と既存店の改装を推進したため下方修正し、29・3%減の9億1400万円の減益、当期純利益は大分別府店の売却益を計上したため、2・3倍の18億4000万円の増益を見込んでいる。