NEWS

  • 地域

兵庫県加古川市に「博多金龍」の新店オープン  ヒル・トップフードシステム    鹿児島、関東でも物件選定中


 ラーメン店「博多金龍」を展開するヒル・トップフードシステム株式会社(福岡市博多区博多駅前、吉田稔社長)は12月8日、兵庫県加古川市に「博多金龍 東加古川店」をオープンする。49店目で、関西では2店目。
 同社は昨年7月、兵庫県加古川市尾上町の商業施設内に関西初出店した「博多金龍 加古川池田店」の売り上げが好調なことから、複数店舗による運営効率の向上も考慮し、10キロほど離れた同市内の商業施設に出店する。場所は東加古川駅南東、国道2号沿い城の宮交差点そばで、マックスバリュ東加古川店が核テナントとなる商業施設「イオンタウン東加古川」内。店舗面積は128平方mで、客席数はテーブル42席とカウンター10席の計52席。メニューはとんこつラーメンなどラーメンメニューのほか、餃子、チャーハン、カレーライス、おでんなどを提供する。ターゲットは商業施設の買い物客や、近隣に住むファミリー層で、客単価は650円を見込む。初年度売上目標は6千万円。
 営業時間は午前11時から午前零時までで、年中無休。従業員数は10人。今後は、今期中に3店舗の新規出店を目指しており、現在鹿児島市の天文館やベットタウンの宇宿、関東地区の物件を選定している。同社では「昨年出店した加古川池田店が好調で、関西でも当社の味が受け入れられることが証明された。2店舗とも同じ市内だが、
それぞれ客層が異なるので相乗効果で売り上げを伸ばしていきたい」と話している。
 同社は94年12月設立。資本金3千万円。従業員数568人(アルバイト・パート含む)。10年9月期売上高は約22億円。「博多金龍」を九州・中国地区と、愛知県岡崎市などに49店展開している。