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八木山バイパス篠栗―筑穂間、3月30日に4車線で開通 九州地方整備局と西日本高速道路


週刊経済2025年新春特別号

有料化

九州地方整備局(森田康夫局長)と西日本高速道路㈱九州支社(加治英希支社長)は12月20日、国道201号・八木山バイパスの4車線化事業で整備されてきた篠栗インターチェンジ(IC)―筑穂IC間が3月30日午前0時に開通すると発表した。

同区間は篠栗町から飯塚市筑穂町までの延長5・7キロ。4車線化開通に伴い、同区間は有料化する。通行料金は1回走行あたり、軽自動車等220円、普通車280円、中型車300円、大型車450円、特大車760円、50cc超125cc以下の軽車両等は30円。篠栗本線料金所で徴収する(ETC支払い可)。

今回の4車線化でバイパス全線の所要時間は現在の22分から約7分の時間短縮が見込まれるほか、速度のばらつきが減少し、時間信頼性の向上が期待するなど筑豊地域と福岡都市圏の交流促進が期待されている。また、4車線化で中央分離帯が設置するため、県内直轄国道の2車線区間で起こる正面衝突事故が平均の約2・4倍あった対面通行による正面衝突事故のリスクも解消され、安全性の向上も期待されている。

4車線化工事は飯塚市の筑穂ICから穂波東ICまでの7・6キロ区間は2029年度の開通を目指し、現在でも工事が進んでいる。