全国森林連合会の林業研修教材に採用　オーセンティックジャパン

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週刊経済2025年5月21日発行号

官民への導入実績が後押し

無線機を活用した山岳遭難サービス「ココヘリ」を展開するオーセンティックジャパン㈱（福岡市中央区赤坂１丁目、久我一総社長）は４月１日、全国森林連合組合連合会が実施する研修で「ココヘリ」が教材コンテンツとして採用された。

林業分野の担い手育成を目的とした「緑の雇用」事業フォレストワーカー集合研修内で、ＩＣＴ・スマート林業に関する安全対策のうち、山林作業時の有事に備える位置特定・探索支援の手段として紹介される。「ココヘリ」は２０１８年から林野庁・森林管理局で導入され、現在１８００台以上が運用されており、これまで官民への導入実績や林業現場における安全確保の貢献性が評価された。

同社は「これから林業に携わる若い世代にも安全対策の重要性と、その一つの選択肢にココヘリがあることを知ってほしい」と話した。

同社は２０１１年１２月設立。資本金３億５８３０万円。