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全国味噌鑑評会で農林水産大臣賞受賞  アサヒ醸造    県内メーカーでは9年ぶり


 味噌や醤油のほか加工商品の製造販売、アサヒ醸造株式会社(柳川市出来町、高口福美社長)は、第57回全国味噌鑑評会で同社が開発した「合わせこうじみそ」が最高位の農林水産大臣賞を受賞し、11月20日に東京都内で表彰された。
 同鑑評会は一般社団法人中央味噌研究所(東京都中央区、赤羽総一郎理事長)が毎年その年の日本一の味噌を決定するため、味噌の色や香り、味、組成を総合的に評価し、表彰する制度。今回は出品421点から6点が同賞に選ばれた。同社では初の受賞で県内のメーカーとしては9年ぶり。今回鑑評会のために開発した味噌は、大豆の処理や熟成管理など、より高度な技術を駆使し、同社市販品の2~3倍にあたる6~9カ月熟成させており、「芳醇な香りと麹がしっかりと溶け、滑らかでつやのある見た目が特徴」(小川高宏経営企画室長)という。現在、自社工場での直売やネットで限定販売している。価格は税込み1980円。今回の受賞で得られた評価や知見を通常市販している味噌に応用し、より品質の高い市販味噌の開発を図る。同社では「国内で味噌や醤油の市場が低迷していく中、独自の醸造や発酵技術を他の分野に応用することも検討していきたい」と話している。
 同社は1910年4月設立。資本金2000万円。従業員36人。