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全国初のJT電子タバコ店キャナルに  東京都のエクスペリエンスD    全国展開の足掛かりに


 株式会社博報堂プロダクツの子会社で店舗のデザインや飲食・物販事業の店舗企画・運営の株式会社エクスペリエンスD(東京都江東区、柴田拡社長)は3月3日、福岡市博多区住吉1丁目の商業施設キャナルシティ博多に日本たばこ産業(JT、東京都港区、小泉光臣社長)が販売する電子タバコの専門店をオープンした。
 電子タバコ「プルームテック」の販売と使用方法の説明など、利用者のサポートが目的で、店名は「プルームショップ」。同商品の販売専門店は全国初で、旗艦店として位置付けている。バッテリーやキャリーケースが入ったスターターキット(4000円)を毎日午前8時からの先着予約順で100個販売する。場所はキャナルシティ博多のノースビル1階で店舗面積は66平方m。営業時間は午前10時から午後9時まで。スタッフは安部裕輔店長を含む10人。
 JTでは昨年3月からテストマーケティングとして同商品を福岡県内のたばこ販売店やコンビニ、体感型店舗とインターネットのみで約15万セットを販売している。福岡での実績を基に、今年6月から東京で、18年初頭には全国販売へと拡大する計画。同社では「煙の臭いがしない、灰が出ない、空気環境を汚さないということを体感していただくと同時に科学的根拠を示し発信していきたい」と話している。
 エクスペリエンスDは2014年4月設立。資本金6000万円。従業員54人。