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全国健康保険協会福岡支部と協定書締結  西日本シティ銀行    金融機関初


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は11月18日、福岡県内の中小企業の健康増進への取り組みを支援するため、全国健康保険協会福岡支部(原田祐二支部長)と協定書を締結した。同支部が金融機関と健康増進に向けた協定書を締結するのは初めて。
 今回の協定に伴い、従業員等の健康増進に積極的な県内企業の認証を推進するとともに、同支部が「健康宣言事業所」として認定した企業に勤務する人への住宅ローンやその企業への同行融資商品の金利を優遇する。住宅ローンは、通常適用金利に年 0・2%上乗せして提供している「3大疾病保障特約付住宅ローン団体信用生命保険」にかかる保険料を金利上乗せなしで提供(同行負担)する。対象商品はNCB建築名人、NCB借換応援住宅ローン、NCB無担保住宅ローン、NCB住宅ローン「キレイの住まい」、NCB定期借地権付住宅ローン。事業性融資の対象商品はNCB固定金利ファンドで、通常金利から0・2%優遇した特別金利を適用する。いずれも11月21日申し込み分から。
 健康宣言事業所とは、昨年12月から従業員に対するストレスチェック制度が施行されるなど、現在従業員等の健康管理に対する企業の積極的な取り組みが求められており、同支部ではそのような取り組みを支援するため、従業員への健康増進に積極的な福岡県内の中小企業を「健康宣言事業所」として認定している。