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優先株50億円の20%を買い戻し消却 高田工業所 3月下旬に、残分は段階的処理に向け設計変更
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プラント建設の株式会社高田工業所(北九州市八幡西区築地町、高田寿一郎社長)は、3月下旬、福岡銀行が保有する発行額50億円の優先株式625万株のうち、10億円分の125万株を20億円で取得し、消却する。3月19日の臨時株主総会で決議する。
この優先株式は03年9月に同社の財務体質の改善を図る目的で発行、福岡銀行が引受先となったが、業績の向上で財務状況が改善されたことから一部を取得・消却するもの。併せて、残る40億円の優先株式の処理に備えて32億円(400万株)と8億円(100万株)に分割できるように設計変更するが、以降の優先株式取得・消却の時期については未定としている。同社は1940年9月創業、48年6月設立、資本金は36億4235万円、従業員数1671人(08年9月末現在)、今期連結業績は売上高485億円(前期比6・6%減)、経常利益28億5000万円(前期比15・6%減)を見込んでいる。