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保育園向け給食受託業務を開始  ママミール    福岡市内で初めて受託業務を手掛ける


 幼稚園向けの給食弁当製造・宅配販売の株式会社ママミール(福岡市南区横手2丁目、畑中章宏社長)は4月7日、給食受託事業をスタートした。
 これまで同社が給食を宅配していた福岡海星女学院マリア幼稚園(同市南区老司5丁目)が4月1日、保育園の機能を併せ持つ認定こども園(幼保連携型)となったのに伴い、保育園内の自園調理が必要となったため。同保育園が初めて福岡市内で外部委託した。5~6人のスタッフで一日約270食を提供。畑中社長は「温かい食事や集団で食べる場を提供できるのが給食の良さ。日々課題が見つかるが改善し、ノウハウを積み重ねていきたい」と話している。
 認定こども園とは就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する幼稚園の機能、地域における子育て支援を行う保育所の機能を併せ持つ園で、都道府県が認定している園。認可幼稚園と認可保育所が連携した幼保連携型や認可幼稚園が保育所的な機能を備える幼稚園型など4つのタイプがある。福岡市内の認可保育園では、条例により給食の外部搬入は認められておらず、自園調理が義務付けられている。
 同社は2010年11月設立。資本金100万円。13年10月期の売上高は約3億円。従業員45人。