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価格低下などで増収減益  ジェイエムテクノロジー    中間決算


 半導体サービス、エンジニア派遣業のジェイエムテクノロジー株式会社(福岡市博多区下川端、植木一夫社長)の2010年2月期中間(09年3~8月)決算は、売上高が15億3400万円で前年同期比13%増、経常利益が1900万円で同57%減となった。
 ITインフラ構築や業務系システム開発の受注が拡大し増収だったが、受注価格低下や外注費の増加、メーカーの在庫調整による未稼働人員の発生などにより減益となった。事業別ではIT事業が既存の取引拡大とともに新規顧客の増加で売上高12億9001万円の同20%増だったが、半導体事業がメーカーの設備投資縮小や在庫調整の影響で売上高2億4464万円の15%減となった。通期では売上高が31億円で同17%増、経常利益が3200万円で同34%減を見込んでいる。同社では「積極的な受注活動とともに経費の見直しや削減に努め、厳しい環境を乗り越えていきたい」と話している。