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住宅地図データ販売好調もカーナビ不振で減収  ゼンリン    通期は増収増益の見通し


 住宅地図販売の株式会社ゼンリン(北九州市小倉北区室町1丁目、高山善司社長)の2013年9月の中間決算(4月~9月)は、売上高が前年同期比7・1%減の240億1000万円、経常利益が同91・8%減の2億2500万円で減収減益だった。
 主力事業である住宅地図データベース販売は同6・2%プラスだったが、カーナビゲーション(以下カーナビ)の売上高は、国内新車販売のエコカー補助金終了による反動減に加え、カーナビの搭載が比較的少ない軽自動車へのシフト、カーナビの低価格モデルへの移り変わりなどが影響したほか、北米向け採用モデルの切り替え時期に当たったことで国内外ともに伸び悩み減収となった。利益面では、減収に加え、データベース整備やスマートフォン向けサービスなどによる先行投資が増加したため減益となった。営業利益は同98・5%減の3900万円、四半期純損失は2億5000万円(前年同期は四半期純利益11億6100万円)。同社は「第4四半期連結会計期間に集中する傾向にあるため、通期では増収増益の見通し」と話している。通期業績は期首予想の修正はせず、売上高は560億円(前期比1・8%増)、営業利益は52億円(同6・9%減)、前期の持分法適用関連会社に係る投資損失を計上した影響がなくなることから経常利益は55億円(同8・3%増)を見込む。
 同社は1961年4月設立、資本金65億5764万円、従業員数2022人、2013年3月期の売上高549億9100万円。