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件数３９件で全国５位、面積は２位 　０８年上期県内工場立地動向　　　 自動車関連は１５件

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　２００８年上期（１月１日～６月末）の福岡県内工場立地件数は、前年同期を２件上回る３９件で、高水準だった前年を２件上回り全国５位の立地件数となった。
　敷地面積は、平均６８・２haで前期比１７・８％増。全国４位を記録した前年をさら上回り、全国２位となった。用地取得費を含む設備投資予定額（有効回答３６社）は７３６億円で、平均は１８・９億円。前年を１３・１ポイント上回り、１００億円を超える投資が３件で、１０億円以上は１２件あった。ただ、雇用予定数（有効回答３７社）は９４５人で、低調だった前年をさらに下回る１６・４％の減少。１件当たり雇用予定者数は２４・１人で、前年を１８・８人下回っている。１００人以上の雇用を予定している工場は４件だった。業種別では、金属製品が１１件でトップ。次いでプラスチック５件、はん用機械器具４件の順。自動車関連立地は１５件で、前年を４件上回り引き続き好調に推移している。地域別では、北九州地域が１８件（うち自動車関連が７件）で前年を５件上回りトップとなった。そのほかの地域は、福岡８件（３件増）、筑後７件（３件減）、筑豊６件（１件増）だった。また、立地工場のうち新設は３０件で、工業団地への立地は１７件だった。
　期間中の県内立地企業は、ダイハツ九州株式会社（本社・大分県中津市、立地場所・福岡市、事業内容・ダイハツ九州車両のアッパーボデーの設計）、大塚工機株式会社（同・神奈川県横浜市、同・田川市、同・パーキングブレーキ等自動車部品の製造・販売）、日鉄鋼管株式会社（同・神奈川県川崎市、同・豊前市、同・自動車部品鋼管の製造・販売）、株式会社不二越（同・富山市、同・久留米市、同・自動車用切削工具等の製造）など。