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令和6年上半期分の福岡県貿易総額 門司税関


週刊経済2024年12月18日発行号

輸出額は3兆8千億円

門司税関が9月に発表した「九州経済圏各県別の貿易(確報値)」によると、2024年上半期福岡県の貿易総額は、輸出額が前年同期比14・5%増の3兆8037億3800万円、輸入額が2・3%増の2兆618億9800万円だった。

輸出と輸入の差引額は1兆7418億4千万円で輸出超過となった。輸出額を品目別にみると、電気機器が27・4%増の8949億8900万円、輸送用機器が24・7%増の1兆3509億1900万円だったほか、化学製品、一般機械がプラスだった。一方で、鉱物性燃料は82・0%減の30億9400万円、食料品、原料品、原料別製品もマイナスとなった。輸入額では、一般機械の19・4%増1595億3200万円をはじめ、食料品、原料品、電気機器、輸送用機器がプラス。鉱物性燃料は30・7%減の1418億1900万円、化学製品、原料別製品もマイナスだった。

また、地域(国)別の輸出額は、中東欧・ロシア等が46・3%増の294億5400万円で、西欧、アフリカ以外の地域(アジア、大洋州、北米、中南米、中東欧・ロシア等、中東)がプラスとなった。輸入額では、北米が13・6%増の1560億4500万円。そのほか、アジア、中南米、西欧がプラスで、中東欧・ロシア等は44・1%減の249億900万円、大洋州は22・3%減の986億4900万円となった。(詳細は表のとおり)

貿易額は各税関官署における通関額の合計。福岡県[門司(田野浦、福岡外郵)、北九州空港、苅田、戸畑(若松)、博多、福岡空港、三池(久留米)]。

表はこちらから。