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仙台市に国内2カ所目の児童福祉支援施設  日本SOS子どもの村    建設費2億7500万円


 NPO法人「日本SOS子どもの村」(福岡市中央区今川2丁目、保科清理事長)は12月12日、同法人が支援するNPO法人「子どもの村東北」(宮城県仙台市青葉区、飯沼一宇理事長)が、仙台市太白区茂庭台の市有地に国内2カ所目となる児童福祉支援施設を開設することを明らかにした。
 東日本大震災では岩手、宮城、福島3県で200人以上の子どもが両親を失っていることから、現地の里親会を中心とした養育家庭を支援し、行政や企業、地域と連携した「家庭的養護モデル」を構築するのが狙い。家庭的環境を失った子どもの救済および社会的養護、自立支援を目的とした児童福祉支援施設の開設は、「子どもの村福岡」(福岡市西区今津)に次いで2カ所目。場所は茂庭公園近く、公益仙台市医療センター南東側。敷地面積は約6000平方m。来年3月に着工し、同年9月に竣工、12月の開村を目指す。施設名は「子どもの村東北」。施設内には多目的ホールを併設したセンターハウスほか、家族の家5棟を建設する。建設費は2億7500万円。開村後は村長、育親が常駐し、同村の運営および育児・地域支援を実施。また、社会福祉士や精神科医らの専門スタッフが被災孤児や里親相談などを受け付ける。同法人では年間運営費を5000万円(人件費含む)と見込んでおり、資金の大半を寄付金で賄う方針。
 日本SOS子どもの村は、SOSキンダードルフ国際本部133番目の支部として2012年8月に設立。子どもの村福岡と同東北に、子ども支援専門プログラムの作成、人材育成、組織および支援・資金調達に至るノウハウ提供など支援業務を展開している。