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介護施設2カ所の新設などで増収増益  ウチヤマHD    通期予想では初の売上高200億円越え


 介護事業の株式会社さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業の株式会社ボナーの持ち株会社、株式会社ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)の2014年3月第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比11・0%増の106億3100万円、経常利益が33・7%増の12億3300万円で、12年4月の株式公開以来2期連続の増収増益だった。
 介護事業で新規2施設の開所に加え、前期に開設した施設への入居が進捗したことで売上高が19・1%増と他事業をけん引し、増収。利益面ではカラオケ事業で客単価が6円増の1327円と上昇したことでセグメント利益が21・8%増となり、全体の収益増に繋がった。
 事業別に見ると、介護事業は売上高が19・1%増の50億5524万円、営業利益が11・3%増の5億5721万円。カラオケ事業では、客数が対前年同期比5・7%増加し、売上高が6・0%増の42億8641万円、営業利益が21・8%増の8億7386万円。飲食事業は期中に既存2店舗のリニューアルに伴う営業休止期間があったため、売上高が3・1%減の10億558万円、セグメント利益が15・9%減の9699万円。その他事業は、売上高が12・0%増の2億8409万円、セグメント利益が31・8%増の3433万円だっだ。同社では「下期には介護施設4カ所の開設を計画しており、通期では過去最高の収入、収益を見込んでいる」と話している。
 通期では、13・3%増の226億2300万円、経常利益が21・9%増の23億5900万円の増収増益を予想している。