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人工島と香住ヶ丘を結ぶ海上遊歩道を整備  福岡市    全長430mで、来年度末完成


 福岡市は、同市東区の博多湾東部に開発中の人工島(アイランドシティ)に海上遊歩道を整備している。
 09年12月から同島南東の「まちづくりエリア」と対岸の香住ヶ丘地区を結ぶ海域に整備を進めているもので、全長約430m。幅は約4mで、途中に大小2カ所ずつの休けいスペースを設置。2011年度末の完成を目指す。
 同市では、「エコパークゾーン」と名付けて同島と対岸の海域を親水空間として整備。遊歩道は同ゾーンのうち香椎側に位置する「御島(みしま)ゾーン」に近接している。完成すれば、同島の外周緑地、香椎海岸遊歩道、香椎浜北公園など合わせた1周約3キロメートルの回遊ルートができる。市では親水空間の形成とともに、既成市街地と同島のアクセス向上で利便性を図る考え。なお、今年2月末の人工島内の世帯数は約13百世帯、人口は約39百人になっている。