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事業拡大で営業体制を再編  ヒューマンテクノシステム    事業所を支社に拡充


 ソフトウエア受託開発、パッケージ販売の株式会社ヒューマンテクノシステム(福岡市博多区住吉2丁目、増住泰成社長)は4月1日付で、事業拡大に伴う営業体制の再編を実施する。
 同社は現在、福岡、東京、名古屋の3拠点で事業を展開。今回の再編では東京事業所を支社に昇格し、増員で50人体制にするほか、本社から九州エリアの顧客のみを手掛ける部署を九州支社として新設し、独立採算制で事業拡大を図る。東京支社には従来通り金融、保険システムなどの「カスタマビジネス事業部」と公共システム、パッケージなどの「ソリューションビジネス事業部」の2部門を置く。技術部として車載組込みシステムなどを中心に手掛ける名古屋支店は、2015年4月をめどに支社昇格を目指す計画。菊池文彬会長は「基礎固めが順調に進んできている。今後も人材育成により注力し、案件ごとに適材適所へ配置していきたい」と話している。
 同社は1997年6月設立、資本金8600万円、従業員135人。2014年3月期売上高見込みは16億円。増住社長は熊本県八代市出身、1956年5月14日生まれの56歳。熊本県立済々黌高校―熊本大学工学部卒。趣味はゴルフ。