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九州農政局と包括的連携協定締結 中村学園大学・短大
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週刊経済2024年11月27日発行号
国の行政機関との連携は初
中村学園大学・中村学園大学短期大学部(福岡市城南区別府5丁目、久保千春学長)は11月13日、農林水産省九州農政局(熊本市西区、北林栄一郎局長)と包括的連携協定を締結した。
九州の食産業の発展と、食産業に関する人材育成と学術研究の発展が目的。これまで地方自治体との連携実績はあったが国の行政機関は初の締結となる。また、同局も大学との連携は今回が初。具体的には、同局が主催するセミナーへの教員や学生の派遣、食文化の発展や地産地消のプロジェクトの参加などを通して交流する。有効期間は2026年3月31日まで。
同大学は「これまで、局長を迎え九州の農業が抱える課題や取り組みに関する学生向けの講義を開いてもらっていた。そのような講義を持続的に開催したい」と話している。
同局は「Z世代の中核であり、一人暮らしが始まる大学生に食の理解を深めてもらい、食生活の質の向上を期待する」と話している。