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九州産小麦粉のみ使用の新ブランド  東福製粉    17年までに売上高2億円目指す


 小麦粉、ミックス粉などを製造・販売する東福製粉株式会社(福岡市中央区那の津4丁目、野上英一社長)は11月、九州産の小麦粉のみを使用した業務用小麦粉の新ブランドを発表した。
 ブランド名は「九州粉(くすっこ)」。商品ラインナップは手打ちうどん用粉の「山笠」と「ちくご山笠」、「追い山笠」、中華麺用粉の「ラー麦」と「Sラー麦」、パン用粉の「麦秋の空」と「みなみの息吹」、菓子用粉「万葉歌」の8種類。小麦の原産地は福岡県、佐賀県、大分県。主なターゲットはリテール(業務用小売)で、まずは従来の25キログラム入よりも少量の10キログラム入で販売する。2017年までに新ブランドを含む九州産のみを使用した小麦粉で売上高2億円を目指す。
 同社では「創業以来80年以上の歴史の中で九州産小麦を知りつくしている当社ならではの新商品。新ブランドの背景には九州麦・福岡麦消費拡大、国内自給率向上、地場企業生き残り戦略がある。九州・福岡産小麦で独自の食文化の可能性拡大をサポートし、歴史や文化につながるストーリー性のある商品を展開していく」と話している。
 同社は8月に日本製粉株式会社の連結対象子会社となっており、今期は日本製粉との連携を一層強化し、営業力の強化や製造効率の向上、コスト削減の徹底に取り組み、売上高は2・9%増の34億4000万円、経常利益700万円の黒字転換を見込んでいる。