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九州地区でダイエー社員約430人を受け入れ  イオングループ    イオン九州やマックスバリュ九州に


 株式会社イオン(千葉県千葉市美浜区、岡田元也社長)は9月1日、グループ会社株式会社ダイエーの完全子会社化に伴い、旧ダイエー社員約430人を受け入れ、九州では、イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南、柴田祐治社長)とマックスバリュ九州株式会社(福岡市博多区博多駅東、佐々木勉社長)が入社式を実施した。
 イオン九州株式会社では九州内の24店舗で入社式を実施。正社員約300人が入社した。福岡市中央区のイオン笹丘店で行われた入社式では、柴田社長、正社員・パート250人が出席し、イオン行動規範宣言5カ条の読み上げや辞令交付などが行われた。「新生イオン」と銘打たれた同社の今後について柴田社長は「ダイエーの地域に根ざした食の分野、イオンの衣料分野など、双方の強みを取り入れて年間売上高3000億円を超える企業を目指したい」と話した。
 一方、マックスバリュ九州株式会社には約130人がダイエーから転籍、出向した。マックスバリュ大橋店で行われた入社式には、店舗スタッフ20人と佐々木社長が出席し、イオン行動規範宣言の読み上げや辞令交付などが行われた。佐々木社長は統合後の展開ついて、「異なるDNAが一緒になるので、お互いに、足して、掛けてのシナジー効果で客数を取り戻す」と意気込みを語った。
 イオングループは今回、九州内のGMSダイエー24店舗をイオン九州に、SMグルメシティ14店舗をマックスバリュ九州にそれぞれ統合した。