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九州地区、メガソーラー出力全国トップ 九州経済産業局 買取制度開始前の2・7倍に
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九州経済産業局(福岡市博多区博多駅東、広実郁郎局長)は2月25日、九州管内における再生可能エネルギー運転開始状況(昨年11月時点)を発表。固定価格買取制度開始移行のメガソーラー運転開始出力は、41万kWで全国トップの規模となった。
12年7月の再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まって以降、全国的にメガソーラーの開発が加速しているが、九州地域は制度開始後の出力が全国の32%を占め、最も開発が進む地域となっている。同期間の再生可能エネルギー累積の設備出力は442万kWで、制度開始前の1・5倍に拡大。そのうちの99%を占める太陽光発電の運転開始出力は218万kWで同2・7倍となっている。
メガソーラーの固定買取価格は当初の42円から38円に値を下げ、今後も下落が続くと見られるが、同局は「まだまだ投資に対するリターンが見込める価格水準なので、今年も引き続きメガソーラー開発は続いていくと見ている」と話している。