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九州各県の主要都市に大ゾーン基地局 NTTドコモ九州支社 災害時の通信確保を目的に
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株式会社NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、国枝俊成執行役員支社長)は11月30日、福岡市と鹿児島市、那覇市にそれぞれ1カ所ずつ災害時専用の「大ゾーン基地局」を設置するとともに、年内に九州各県の13カ所に大ゾーン基地局を設置する。
今春の東日本大震災を契機とした「新たな災害対策」の取り組みの一環で、広域災害や停電時に人口密集地の通信確保を目的に設置を進めている。大ゾーン基地局は通常の基地局とは別に半径7km、360度のエリアをカバーする災害時専用の基地局。耐震性の高いビルや鉄塔に設置するとともに、無停電化や伝送路の2ルート化など信頼性を確保した設計となっている。九州地区では年内に県庁所在地のほか北九州市、久留米市、長崎県佐世保市、熊本県八代市、大分県別府市、宮崎県都城市、鹿児島県姶良市、沖縄県沖縄市の計16カ所に設置。全国では約百カ所体制となる。