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九州初のコンビニとセルフ式GSの一体型店舗  新出光    早良区南庄5丁目に


 石油製品販売、株式会社新出光(福岡市博多区上呉服町、出光芳秀社長)は7月16日、早良区南庄5丁目に九州初のコンビニエンスストア(CVS)とセルフ式ガソリンスタンド(GS)の一体型店舗「ミニストップ福岡南庄5丁目店」を開店した。
 これはガソリンの新しい販売手法として3年半前から構想していたもの。従来の単なる併設店ではなく、「ガソリンはCVSの商品アイテムの1つ」をコンセプトにセルフ式GSの運営管理もCVS従業員が兼務し、CVS店内から給油を監視するのが特色。これによりGS専任の従業員が不要となり、人件費削減を可能にした。同様の形態は九州で初めてという。
 場所は都市高速1号線姪浜出入口から約2百m南にある室見新橋の東南側。敷地面積は約27百平方m。CVS部分が約7割を占め、CVSの店舗面積は191平方m。通常は壁面で外部と遮断する店内従業員スペースをガラス張りにし、GS全体を視認可能にした。また店舗全体の一体感を演出するため、従来のGSにある同社マーケティング名称「IDEX」や石油会社のロゴマークを表示せず、給油機などGS部分にもCVSと同様のカラー装飾を施した。
 24時間営業で、社員2人を含む常時2~4人体制。同店では通常のCVSではあまり実施しないチラシなどのGS仕込みの販促を展開。特に女性客の比率が高く、8月の10日間でソフトクリームを8千個販売したのをはじめ、イオンの電子マネー「WAONカード」の入会も好調という。経営企画部企画課の後藤修至課長代理は、「多店舗展開を視野に、新しい事業形態として組織・人づくりを進めたい」と話している。

 博多区半道橋に独自「委託販売」制の中古車店

 同社は7月31日、博多区半道橋2丁目に独自の委託販売形式を採用し買い取り機能を強化した中古車店「IDEXプライムカー半道橋店」をオープンした。
 かねてから“中古車銀座”と呼ばれる国道3号バイパス沿いへの出店を計画してきたもので、同社特約店のGS跡地に新宮店を移転する形で開店。場所は半道橋2丁目交差点南側角地。店舗面積は約12百平方mで、展示可能台数は20台。社員6人体制。同店では、「ユーザーが高く売れて、安く買える」をコンセプトに、一般的な中古車流通で経由する買取店やオートオークション、販売店の機能を集約した独自の委託販売形式を採用。店頭で実際に車種や車齢、走行距離などからオークション予測価格や買取店価格などを提示しながら、売却、購入両面で適正価格を提示する。同形式は、ユーザー同士の直接取引とは異なるため、ユーザーは安心してこのシステムを利用できるという。
 同社では同時に福岡市内近郊の直営GS14カ所で買い取り査定も開始しており、同店の年商目標を2億4千万円に設定。計画では既存の小戸店(西区)の同形式への転換や新規出店で、2015年度に九州内6店舗体制、年商10億円を目指す。営業推進部カーライフ事業課の山浦伸一郎課長は、「整備工場を持つ利点などを生かし、より透明性のある事業展開を図っていきたい」と話している。