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九州初のエコ通勤優良事業所に認証登録  明和製作所    電動バイク普及への取り組みを評価


 電気モーター製造・販売の株式会社明和製作所(糸島市志登、生野岳志社長)は5月31日、公共交通利用推進等マネジメント協議会(事務局・国土交通省)の「エコ通勤優良事業所」に九州で初めて認証登録された。
 同認定制度はエコ通勤に積極的に取り組む事業所を認証することで普及促進を図るもの。認証を受けるとホームページで紹介されるほか、2年間の有効期間内は認証ロゴマークを印刷物などに使用できる。同社では、昨年9月から自社で販売する電動バイクを通勤に使用する従業員に対し、購入費用の分割払い分を通勤手当てに上乗せ支給し実質負担ゼロの電動バイク通勤支援制度を導入している。今回は一般廃棄物処理の有限会社共栄資源管理センター(小郡市上岩田、野崎千尋社長)と共に九州で初の認証登録となった。同社では「申請するまで九州初とは知らなかったが、CО2削減の取り組みが評価されたことは大変嬉しい。今後も電動バイクの社内レンタル制度の新設でエコ通勤の取り組み範囲を広げるとともに、ISО14001に取り組んでいる企業にもエコ通勤のアドバイスをできれば」と話している。
 同社は1967年設立。資本金22百万円。従業員数82人。09年3月期売上高は7億76百万円。生野社長は大阪府出身、1962年5月30日生まれの48歳。立命館アジア太平洋大学経営大学院修了、趣味は音楽とスポーツ。