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九州の現地法人を合併  あなぶき興産    8月1日付


 マンション開発、販売のあなぶき興産株式会社(香川県高松市、穴吹忠嗣社長)は8月1日、九州の現地法人を合併した。
 あなぶき興産九州株式会社(福岡市博多区御供所町、岡田憲治社長)は九州支社となり、執行役員支社長に中道康司常務取締役が就任した。あなぶき興産九州設立10年を節目として、組織をシンプルにし、事業の効率と競争力の向上を図ることが目的。中道支社長は岡山県倉敷市出身、1961年11月15日生まれの54歳、趣味は読書。あなぶき興産の岡山支店長を経験した後、あなぶき興産九州の常務取締役を務めていた。中道支社長は「今後も需給バランスを見て、交通の利便性が高いところに着目し、少子高齢化を踏まえ介護施設や医療機関の展開も力を入れていきたい。再開発や複合開発を特に強化しようと考えている」と話しており、7月1日付で再開発推進室を設けた。
 同社は1964年5月設立、資本金は75億5000万円、本社の従業員数は268人。九州支社の従業員数は86人。6年連続未契約完成在庫0戸達成。