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九大進学ゼミ原校を建て替え さなる九州 7月着工、12月完成
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学習塾・出版などの教育事業を展開する株式会社さなる九州(福岡市博多区博多駅南1丁目、山口大輔社長)は、同市早良区1丁目の「九大進学ゼミ原校」跡地に4階建て新校舎を建設する。総工費は5460万円。7月に着工、完成は12月。
これは、老朽化が進んでいた3階建て校舎を建て替えるもの。新校舎は、同社最大規模で、1階部分に新しく駐輪スペースを設けるのを始め、生徒が利用できる自習室なども新設される。場所は小田部1丁目交差点近く。新校舎は、敷地面積が119平方m、延べ床面積が287平方m。フロア構成は、1階が玄関と駐輪スペース、2階には職員室と事務室、ロビー、面談室が入り、3階と4階が教室(25人~30人収容)と自習室になっている。対象は小学生と中学生で今年度の売上目標は6000万円。同地区のエリアマネージャーを務める小島康介本社広報室室長は「同校周辺には学校が多く、また、近辺には修猷館高校や城南高校などがあるので塾の需要が高い。新校舎の開校で、これまで着実に実績を残してきた同校の影響力をさらに強化したい」と話している。塾長には旧校に引き続き土井良英邦(どいらひでくに)原校塾長が就任。土井良塾長は大宰府市出身、1976年9月2日生まれの31歳。九州大学卒、趣味は野球。
同社は1985年3月設立。資本金は8500万円、従業員数300人、売上高は34億7000万円(07年3月期)。九州、山口に106校を展開している。山口社長は福岡市出身、1972年9月28日生まれの35歳。福岡教育大学卒、趣味は映画鑑賞、読書、ゴルフ。