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九大田島寮跡地のグラウンドが完成   中村学園    10月16日始用開始


 福岡市城南区別府五丁目の学校法人中村学園(中村量一理事長)が同市城南区田島1丁目に整備していたグラウンドが10月5日に完成した。
 同16日にオープニングセレモニーを開き、本格的に始用を開始した。場所は同学園から約6百m東側で、樋井川沿いのアーベインルネス別府6号棟南側の九州大学田島寮跡地。敷地面積は約2万15百平方m。同学園が運営する中村学園大学・同短期大学のグラウンドとして、主に課外活動に利用する。
 名称は「中村学園田島グラウンド」で、軟式野球場1面(右翼90m×左翼80m)、人工芝のラクロス兼サッカー場1面(92m×50m)と5人行射の弓道場、クラブハウスなどを整備。クラブハウスには、部室5室、ミーティング室2室、シャワー室、更衣室、管理人室を設置。また、1周5百mのジョギングコースや夜間照明設備を設け、周囲は6m~15mの防御ネットを設置している。駐車場は20台収容で、駐輪場は百台収容。
 また、地域社会のため雨水対策を図り、野球場はラクロス場に比べて約20cm切り下げ、約1千トンの雨水を一時的に貯める仕組みになっている。