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九大大学院農学研究院で寄付講座  ヴェントゥーノ 期間は5年間


 健康食品や化粧品販売の株式会社ヴェントゥーノ(福岡市中央区大宮2丁目、中溝公次社長)は、九州大学大学院農学研究院で機能性多糖分析学の寄付講座を開講する。期間は4月1日から2021年3月までの5年間。
 フコイダン(モズクやメカブなどの海藻類の粘質物で、食物繊維の一種)を研究・開発などに携わるNPOフコイダン研究所(福岡市中央区高砂2丁目、由田哲司理事長)との共同で開講するもの。寄付金額は5年間で6000万円。食品の機能性研究やフコイダンの基礎研究などの経験を持つ宮崎義之九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門准教授が講座を担当し、多糖(グリコシド結合によって単糖分子が多数重合した物質の総称)の機能や効果について研究を進めていく。同社では「フコイダンの名称とその機能・効果、当社の認知度向上を図っていきたい」と話している。