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九大六本松キャンパス跡地に複合ビルを着工  JR九州    地上13階地下1階建て、延べ床約3万7000平方m


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)は10月6日、同中央区六本松4丁目の九州大学六本松キャンパス跡地に六本松複合ビル(仮称)を着工した。2017年秋の開業を目指す。
 同ビルは九州大学六本松キャンパス跡地の東側(国道202号沿いの天神側)に位置する東街区に建設。敷地面積は約9950平方m。建物は鉄骨造および鉄筋コンクリート造の地上13階地下1階建てで、延べ床面積は約3万7000平方m。地上1階、2階に商業、同街区東側(別府側)の3階に九州大学法科大学院、3階~6階に福岡市青少年科学館(仮称)、同西側(天神側)の1階~13階にJR九州がSJRブランドで展開する住宅型有料老人ホームが入居する。このほか、駐車場 地上2階~5階で構成。「人と人がつながり響きあう“まち”」を開発コンセプトに、地域と一体となって六本松地区の活性化を目指す。
 なお、西街区(敷地面積約1万1200平方m)にはJR九州が分譲マンション「MJR六本松」(地上14階建て、延べ床面積4万3648平方m)を今年3月に着工しており、17年2月に完成予定。