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久留米市近郊に大型ベーカリー店出店  隆勝堂フーズ    来春をめどに


 菓子製造販売の株式会社隆勝堂フーズ(八女市大字蒲原、山口隆一社長)は、来春をめどに久留米市内に大型ベーカリー店の出店を計画している。 
 これは、2005年3月、「隆勝堂八女本店」の移転を機に併設してオープンした「サンタカフェベーカリー」が好調なためベーカリー事業を拡大するもの。場所は久留米市内および近郊で駐車場付の郊外型店舗を予定。店舗面積は工場、売り場、カフェスペース合わせ八女本店の約3倍の300平方メートル規模を計画。コンセプトはスペインの石釜を使った本格的なベーカリーで店舗名は「サンタおばさんの石窯工房(仮称)」。初年度売上目標は1億5,000万円。
 山口社長は「焼きたてのパンを求め、お客様が集まるような郊外型店舗を目指し、将来的にはパン教室も開講できれば」と話している。
 同社は、1938年11月創業、77年4月設立。資本金1,000万円。従業員数50人。売上高は7億円。郊外型の和洋菓子店「隆勝堂」を筑後地区に直営9店舗、テナントで久留米ゆめタウンに出店。
 山口社長は八女市出身、1950年7月6日生まれの56歳。福岡大学商学部卒。趣味は食べ歩き。