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久留米市荒木町に新本社工場兼倉庫 ヒサシ通商


総事業費10憶円

醸造原料加工販売の㈲ヒサシ通商(久留米市荒木町白口、豊田壽社長)は6月から同所三反田に本社工場兼倉庫を建設している。総事業費は10億円。完成は来年2月で稼働は7月を予定している。
顧客増加に伴い営業倉庫が手狭となったため。場所はJR荒木駅西側の自転車工房ばらもん向かいで、土地1万4719㎡を取得。新工場の敷地面積は9378㎡。延べ床面積は4356㎡。精米工場スペースは1620㎡、倉庫スペースは1782㎡で現在の全敷地の約5倍の規模にあたる。また工場内に2階建て事務所545㎡を設け本社機能を移す。1階部分は事務スペースで2階は会議室やホール、接客室を設ける。
豊田社長は「これまで、精米機械増設のたびに倉庫をつぶし、案件も増えていったため営業倉庫を3カ所借りていた。工場スペースが広くなったので、来年中を目標に現在11台所有している精米機を16台に増やしたい」と話している。
同社は2000年10月設立。資本金900万円。売上高は7億8000万円(2018年9月期)。従業員14人。豊田社長は久留米市出身、1956年4月29日生まれの62歳、同志社大学法学部卒。趣味はゴルフ、ドライブ。

2018年11月27日発行