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久山町の文化交流センター指定管理者に  三笠特殊工業    単独での施設運営は初


 プラント、ビルメンテナンスの三笠特殊工業株式会社(福岡市博多区博多駅東1丁目、倉重一男社長)は4月1日付で、粕屋郡久山町の文化交流センター「レスポアール久山」の指定管理者となった。同社が単独で指定管理者となるのは初。
 2010年から同施設は5年契約での指定管理者制度を導入しており、今回、契約更新に伴い同社が引き継いだ。同社は12年4月から福岡市和白地域交流センター「コミセンわじろ」や13年4月から同市西部地域交流センター「さいとぴあ」を特定非営利活動法人九州コミュニティ研究所と企業共同体として管理、運営。これまでの運営ノウハウの蓄積をもとに、単独での管理、運営に踏み切った。倉重社長は「町のシンボルとなるように、集客など積極的に働きかけていく」と話している。
 レスポアール久山は1999年に開館した図書館、ホール、研修室などを併設する文化交流センター。スタッフは太田隆晴センター長を含む14人。
 同社は1975年1月設立、資本金3000万円、従業員約300人、売上高約20億円(2015年3月期見込み)。