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中間期は人件費増と電力接続手続き遅延で赤字化  サニックス    通期見通し増収減益に下方修正


 株式会社サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政伸一社長)の9月中間連結決算は、売上高が前年同期比38・9%増の440億800万円、経常損益は前年同期の14億4300万円黒字から28億5900万円の赤字に転じた。
 売り上げ面では、主力のSE(ソーラーエンジニアリング)事業部門が「太陽光発電システム」の施工増加で前年同期比84・2%増と大幅に伸び、廃プラ搬入量が減少した環境資源開発事業部門や業務を衛生管理関連のメンテナンスに集約したHS(ホームサニテーション)事業部、ES(エスタブリッシュメントサニテーション)事業部門の減収をカバーして増収となった。一方利益面は、SE事業部門で太陽光発電システムの施工増を見込んで2000人以上を増員したことで人件費が大幅に増えた上、電力会社による接続検討の遅延、回答保留で見通しよりも工事量が減ったことで、同部門の営業損失が22億7700万円となり、全体でも赤字化となった。
 これによって通期見込みも下方修正。連結売上高は期首予想比26・9%減の1180億円(前期比40・1%増)、営業利益は74・0%減の36億4000万円(19・3%減)、経常利益は76・8%減の32億円(25・8%減)、当期純利益は85・3%減の13億円(56・2%減)と増収減益見通しとなった。同社では太陽光関連事業に関して、九州、四国地区にでは、従来の産業用から接続回答保留の対象でない住宅用(10kW未満)にシフトして営業を強化している。