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中間期はシステム関連落ち込み減収 RKB 通気は増収見込む
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RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の14年3月期中間連結決算(13年4~9月)は、売上高が前期比2・4%減の114億3400万円、経常利益が同6・9%減の6億7000万円で減収減益だった。
主力の放送事業では、テレビが前年並みだったタイム収入の一方で、スポット収入が食品、化粧品・洗剤、トイレタリ分野の出稿が落ち込み、事業収入は1・0%減の79億5300万円。加えて受注競争が厳しさを増すシステム関連事業も8・2%減の18億3000万円、テナント収入が減った不動産事業、催事などのその他事業も前年を下回り2期ぶりの減収となった。営業損益では、システム関連事業で受注条件対策やプロジェクト収支管理の徹底で粗利は前年より改善したものの、技術研究や教育投資、要員補充などのコストがかさみ営業損失は1億900万円(前期は1億1600万円の損失)と700万円の改善にとどまったほか、放送、不動産事業も軒並み落ち込み、全体では11・1%減の6億1000万円、純利益も6・9%減の4億1000万円と経常益とともに、4期ぶりの減益となった。
通期は売上高が243億8000万円(前期比0・3%増)、営業利益が16億円(同10・4%増)、経常利益が16億6000万円(同7・3%増)、純利益が9億5000万円(同8・3%増)の増収増益を見込んでいる。