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中洲5丁目に81室のカプセルホテル ウェルHD 12月下旬オープン
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不動産企画・開発業の株式会社ウェルホールディングス(福岡市中央区天神2丁目、井康彦社長)は、12月下旬、同市博多区中洲5丁目に同社初のカプセルホテル「リゾートカプセルホテル ウェルキャビン中洲」をオープンする。
場所は通称「明治通り」沿い、中洲交差点角の飲食ビル「J‐PARK中洲」の7、8階。延べ床面積は約660平方m。ルーム数は、スタンダードタイプが54室、個室タイプが25室(うち1室がツイン)、ハイグレードのプレミアムタイプが2室。施設内は、大川市の家具メーカー有限会社ピーエフノグチとのタイアップにより、ベッドルームには無垢材と木質パネルによるキャビンタイプを採用し、従来のカプセル式よりも居住性や質感を高めるほか、ロッカーやフロント周りなど、内装の多くにも天然木材を使用することで、リゾート感や高級感を追求。また、サウナや浴場、仮眠室は設置せず、シャワールーム(8室)のみの設置とすることで、宿泊特化型施設としての明確なコンセプトを打ち出す。料金はスタンダードタイプが2980円、個室タイプが3980円から(ともに会員価格)。今後は中洲エリアという立地特性を生かし、一般会員だけでなく、企業や団体を対象とした法人契約の開拓にも力を入れるなど、出張族を中心としたビジネスマンの利用拡大を図る。小城正裕COOは「カプセルホテルでありながら快適な空間と上質のサービス、寝心地のよさを提供することでリピート顧客を創造したい。競合は他のカプセルホテルではなく、ビジネスホテルと位置づけている」と話している。
同社は2003年設立、資本金は2000万円、08年3月期の売上高は31億円、従業員数は8人。