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中央区警固3丁目に支社を新築移転  大阪市のダイダン    省エネ基準適合認定で福岡市内初


 電気や空調の総合設備業のダイダン株式会社(大阪市西区、北野晶平社長)は5月23日、福岡市中央区警固3丁目に新たに新築移転した実証型研究設備を取り入れた九州支社を稼働した。
 「ダイダン九州支社・スマートエネルギーラボ」で、通称「エネフィス九州」。場所は薬院大通沿い付近の南薬院。敷地面積は760平方m。地下1階、地上3階建てで延べ床面積は1384平方m。地下1階は施設内の設備を案内する展示場を設け、2階と3階は執務室など事務所スペース。設備投資額は公開していない。
 九州内のZEB(商用電源を不使用、または極めて少ない使用量の、環境保全を配慮した建物)の推進が目的。地中熱や太陽光で発電した直流電力をそのまま照明に利用するなど、さまざまな設備を社内に取り入れることで、省エネを実現しながら快適さを保つオフィス空間で働く環境をつくった。一般のビルで使われる半分以下のエネルギー使用量で稼働することから、4月1日に導入された省エネ基準適合認定では福岡市で最初の認定を受け、同15日には国土交通省が推進するエネルギー消費の削減量で最高ランクに認定された。
 坪田執行役員九州支社長は、「支社として機能しながら、省エネ効果の計測や分析を重ね、今後の開発や研究につなげていく。教育や研修の場としても積極的に開放していきたい」と話している。
 同社は1933年10月設立。資本金は約44億8000万円。従業員は1409人で、売上高は1388億円。