中央区渡辺通３丁目に１棟貸しホテル開業　オルトアンドカンパニーとＧＦＥレジデンシャル

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週刊経済2025年6月18日発行号

カフェを改装

飲食店運営、プロデュースの㈱オルトアンドカンパニー（福岡市中央区長浜３丁目、上永寿々加社長）と不動産売買の㈱ＧＦＥレジデンシャル（同区大名１丁目、佐々木徹社長）は６月８日、福岡市中央区渡辺通３丁目に１棟貸しの２階建てホテルをオープンした。

もともと運営していたカフェを改装し、『カフェに泊まる』をコンセプトにリブランドした。名称は「Ａ ｔ  Ｈ Ｏ ｔ ｅ ｌ  Ｏ Ｒ Ｔ Ｏ 」。場所は地下鉄七隈線渡辺通駅北側。１、２階を合わせた居室面積は４６㎡で、室内にはセミダブルベッド３台とダブルベッド２台を完備。宿泊者は自動チェックインシステムを使って入室する。料金は１室３万５千円からで、最大１０人まで宿泊できるほか、宿泊者はオルトアンドカンパニーが販売する食事やスイーツをオプションとして注文することも可能。初年度は９０％以上の稼働率を目指す。

　上永社長は「カフェを食べるだけの場所として提供するだけでなく、ライフスタイルの提案まで担いたいと考えていた。今後も同業態を増やしてきたい」と話している。