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中央区渡辺通１丁目に薩摩焼酎専門店 　鹿児島市の南九州酒販　　　 情報の発信拠点として

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　鹿児島市の酒類卸、南九州酒販株式会社（同市南栄４丁目、市原稔社長）は１０月１９日、福岡市中央区渡辺通１丁目に薩摩焼酎専門店の「薩摩焼酎蔵　匠」をオープンした。
　来年３月の九州新幹線全線開通を前に、市場調査と情報発信の拠点として出店した。場所は電気ビル本館東側、ＨＫビル１階。店舗面積は約６９平方m、売場面積は約６２平方m。鹿児島県内の芋焼酎メーカー約百社の焼酎６百銘柄、千種類を産地別に陳列し、黒糖焼酎、梅酒などのリキュールもそろえるほか、酒器も販売する。ターゲットは３０～４０代。常時約１０種類の試飲コーナーを設けている。平均客単価は約１２百円。スタッフ数は瀧川克己店長含む３人。営業時間は午前１０時から午後９時までの年中無休。川畑勇人総務課長は「店頭にない商品でも取り寄せが可能。多くの方に薩摩焼酎の良さを知ってもらいたい」と話している。
　同社は１９６２年７月設立。資本金５千万円。従業員１４８人（１０年３月現在）。０９年３月期売上高は３１２億５百万円。鹿児島県内の焼酎メーカーや販売店が出資している。