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中央区桜坂3丁目に生産拠点を移転  松屋利右衛門    10月末にネット販売開始


 「鶏卵素麺」製造販売の松屋利右衛門(福岡市中央区古鳥町、松江光代表)は10月1日、生産、販売拠点の工房を同区桜坂2丁目に移転した。
 今後の販路拡大に伴い、安定した生産体制の構築を図る。広さは約50平方mで、販売スペースも設けている。これまで電話注文や、福岡空港や博多駅の土産店で販売しており、10月上旬からは百貨店・高島屋の日本橋店、新宿店、名古屋店で販売を開始するほか、10月末にはインターネット販売に着手する計画。商品は「一本(1050円)」と8つに小分けした「たばね(1470円)」で、今後、期間限定の商品も開発していくという。
 13代目松屋利右衛門の松江光代表は「今年は創業から340年目の節目の年。長く続いた伝統を次の世代に引き継がなければ」と話している。
 松屋利右衛門は、「鶏卵素麺」を看板商品としていた「松屋菓子舗」の創業者の名前。江戸時代の1673年に創業した「松屋菓子本舗」は、12年11月に経営破綻し、「鶏卵素麺」とその製造工場(福岡市西区)を菓子製造の有限会社薩摩蒸気屋(鹿児島市)に売却したが、創業一家が「松屋利右衛門」の名称で今年6月から「鶏卵素麺」の生産販売をしている。