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中央区天神今泉1丁目にショールーム 三省製薬


週刊経済2021年8月17日発行

初出店

化粧品成分開発メーカーの三省製薬㈱(大野城市大池2丁目、陣内宏行社長)は7月2日、福岡市中央区今泉1丁目にショールームをオープンした。初出店。
これまでネット通販をメインに展開していたオリジナル化粧品ブランド「デルメッド」の顔や髪、爪、ボディの各ケア商品を実際に店舗で試してもらい、効果を実感してもらうことで、顧客層を拡大する狙い。名称は「デルメッド ショールーム」。場所は警固神社前交差点南東側の向栄ビル南天神1階。店舗面積は67㎡。スタッフは西田千景店長含む5人で、うち2人はホスピタリティ向上のため旅行会社の㈱エイチ・アイ・エスからの出向社員を配置した。店内ではオンラインストアで販売中の全商品を試すことが可能。デルメッド愛用者と福岡女子大学が共同で開発した4種類のコールドプレスジュースを販売する。ショールーム内では、同社のオウンドメディア登場者を招いたイベントや作品の展示販売、福岡で活動する講師を招いたワークショップの開催を計画している。
同社では「デルメッドをより身近に感じていただきたい。対面で消費者と話ができる場を、顧客に喜んでもらえる商品やサービスの開発に生かしたい」と話している。
同社は1960年3月創業。62年3月設立。資本金8767万円。売上高は25億9600万円(2021年3月期)。従業員140人(パート含む)。