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中央区大名２丁目に本社と運営店舗を移転 　オリノス　　　 店舗運営の効率化図る

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　ウェブシステムの開発、運営などの株式会社オリノス（福岡市中央区舞鶴１丁目、村橋法夫社長）は１月６日、同区大名２丁目に本社事務所と自社運営の貸ワーキングスペースを移転する。
　現テナントでは、事務所が６階、同社が運営する貸ワーキングスペース「ヨカラボ天神」が４、５階で営業しており、１フロアに集約移転することで利便性の向上や業務効率化を図るもの。貸ワーキングスペースは“コワーキングスペース”と呼ばれ、アメリカや東京では起業家やフリーランスのクリエイターが主に利用している。
　場所は通称昭和通り沿い舞鶴交差点南角地のトウセン天神ビル９階で、事務所と店舗合計面積は２倍の約３３０平方m。従来店舗にあるコワーキングスペースや３Ｄプリンター設置の作業スペースに加え、法人登記が可能な全１３席のシェアオフィススペースや、土足禁止のリラックスエリアも新設した。旧店舗の営業は昨年１２月３０日までで、新店舗の営業開始は１月１１日を予定。また旧店舗の４階は、ヨガやダンスレッスンなどができる貸イベントスペースとして同社が運営していく。村橋社長は「セミナールームも拡張し、創業家支援のための経営セミナーなども実施したい」と話している。
　同社は２００９年７月設立。資本金５００万円。不動産オーナー向けＳＮＳ「となりの大家さん」を運営している。村橋社長は長崎県佐世保市出身。１９７３年３月１５日生まれの４１歳。ＫＣＳ福岡情報専門学校卒。