中央区大名１丁目の商業ビル１棟取得　井野屋商事

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週刊経済2021年1月26日発行

管理運営は東邦ハウジング

不動産事業村上ホールディングス㈱の子会社で貸しビル事業を展開する井野屋商事㈱（福岡市中央区大名１丁目、村上卓磨社長）は１月６日、同町内の商業ビル１棟を取得した。大名エリアで所有するビルはグループ１１棟目。
場所は通称西小姓町通り沿いで、取得したのは商業施設「花形館」。敷地面積は１０７０㎡、建物は鉄筋コンクリート造の屋上テラス付き２階建てで、延べ床面積は１２３６㎡。アパレルや整骨院、小規模結婚式場などが入居しており、屋上テラスはパブリックスペースとして開放している。関連会社の東邦ハウジングが管理運営していく。村上社長は「どなたにでも憩いの場として利用いただけることから、そのような大名のまちの為となる建物のあり方に共感し取得した。今後も物件取得で存在感を示していきたい」と話している。